長期保有 売却益 … 結局どっち?
不動産投資を勉強し始めると、必ずぶつかる疑問があります。
- 長期保有でコツコツ家賃をもらうべき?
- それとも安く買って高く売る売却益を狙うべき?
ネットを見ると…
🗣️「長期保有が一番安全」
🗣️「いや、売却益こそが本当の利益」
と真逆の意見が並び、余計に分からなくなる方も多いです。
この記事では、
✔ 初心者でも判断できる
✔ 感情に流されない
✔ 実務目線で再現性がある
そんな**「長期保有か?売却益か?」を決める基準はこれだけ!**を、
例え話と具体例を交えて分かりやすく解説します。

長期保有と売却益、判断基準はこの4つ
結論。
判断基準はこの4つだけです。
長期保有と売却益、どちらを狙うかは
次の4つで判断すればOKです。
- キャッシュフローは放置でも回るか
- 売却益は「相場頼み」か「自分で作れるか」
- 自分が耐えられるストレスの種類
- 出口(売り方)を今この瞬間に説明できるか
一つずつ見ていきましょう。
① キャッシュフロー放置でも回る
まず最初に見るべきは、
キャッシュフローが放置でも回るかどうか。
簡単に言い換えると
「その物件がオーナー不在でも回るかどうか」です。
▶︎長期保有向きの物件
長期保有に向いているのは、こんな物件
- 実質利回りが低くても、修繕・空室を織り込んでも黒字
- 金利が少し上がっても即赤字にならない
- 管理が属人化しない(誰がやっても回る)
これは例えるなら、
置いておけば勝手に売上が立つ自動販売機。
長期保有に向く物件は一言で言うと、
置いておけば勝手に飲み物が出てくる自動販売機
のような物件です。
👉 こういう物件は、
多少利回りが低くても「時間」を味方にできます。
▶︎売却益狙い向きの物件
一方、売却益狙いの物件は真逆です。
- 保有中の収支はトントン、もしくは微赤字
- ただし
- 期間が明確
- コストが把握できている
- 想定がズレても耐えられる資金力がある
ずっと置いておく前提ではないので、
キャッシュフローの安定性はそこまで重要ではありません。

② 売却益は自分の腕or相場
ここ、めちゃくちゃ重要です。
▶︎売却益を狙っていいパターン
売却益を狙っていいのは、
自分の行動で価値を上げられる物件だけ!
体例👇
- 管理不全で空室だらけ → 管理改善で稼働UP
- 事故物件 → 告知期間経過後に再販
- ボロ戸建 → リフォームで再生
- 相続放置物件 → 権利整理して再販
これらはすべて、
「買ったあとに価値を足せる」
物件です。
さらに、
- 仕入れ時点ですでに相場より安い
なども◎
👉 利益の源泉が相場ではなく自分がコントロールできる要素があるのが共通点です。
▶︎危険な売却益パターン
一方、よくある失敗例
- 「このエリア、これから上がりそう」
- 「金利が下がれば高く売れるはず」
- 「みんなが買ってるから」
これらは全部、
👉 相場任せ=ギャンブル
自分でコントロールできない売却益は、
投資ではなく“賭け”に近くなります。

③ 自分が耐えられるストレスの種類?
3つ目は数字ではなく、個人個人のの基準です。
▶︎長期保有が向いている人
- 毎月の収支が見えないと不安になる
- 空室や修繕を「必要経費」と割り切れる
- ド派手な利益より、安定が好き
👉 精神的にラクなのが長期保有。
▶︎売却益が向いている人
- 数年単位で利益を待てる
- 含み損が出てもロジックがあれば耐えられる
- 交渉・出口戦略を考えるのが苦じゃない
👉 売却益は、
**利益よりも「待つ力」と「判断力」**が問われます。
④ 今すぐ「出口」を説明できるか?
最後は超シンプルなチェックです。
なぜ、誰が、いくらで、この物件を買うのか?
これを
✔︎感情なし
✔︎希望なし(希望的観測なし)
✔︎願望なし(「たぶん」「〜と思う」なし)
で説明できますか?
▶ 説明できるなら
👉 売却益を狙ってOK
▶ 説明できないなら
👉 長期保有前提で考える
もしくは その物件は買わない

迷ったときの安全な考え方
最後に、判断用チェックリストとして整理します。
物件選びに迷ったときは、感覚ではなく、ここに戻って確認してみてください。
✔︎ キャッシュフローが安定している → 長期保有
👉 時間を味方につけられる物件は、長期保有向きです。
✔︎ 自分で価値を作れる → 売却益
👉 利益の源泉が相場ではなく自分の行動にあるなら、売却益を狙う価値があります。
✔︎ 相場頼み → やらない
👉 これらはすべて投資ではなく、ギャンブルに近くなります。
✔︎ 出口を“今”説明できない → 買わない
👉 「とりあえず買う」は、危険な判断です。「よく考えて買う」が正解です。
まとめ
長期保有と売却益は、
どちらが正解かを選ぶ話ではありません。
その物件は「守りに向いているのか」
それとも「攻めに向いているのか」
を見極めるのも重要です。
このチェックリストを見返せば、
流行や周囲の声に振り回されることなく、
自分の判断基準で投資ができるようになります😊

素晴らしい!