「自宅の住所で法人登記をしたくない」
「登記だけでなく、仕事や打ち合わせに使える場所もほしい」
そんな方に向いているのが、法人登記に対応したシェアオフィスです。
☑︎敷金・礼金を払って賃貸契約をするより、初期費用0で気軽にオフィスが持てたり
☑︎プロによってデザインされた集中できる環境、ハイスペックなオフィスを利用できたり
☑︎インターネット回線・電話回線の導入、業務に必要なデスクなどのオフィス家具やOA機器の購入など、相当なコストをカットできたり
今、「シェアオフィス」を選ぶ社長さんが増えています。
そこで、この記事では、シェアオフィスの登記についてと、法人登記ができるシェアオフィス11社を比較しました。
ぜひ、自社の使い方に合うオフィスを探す参考にしてください。
シェアオフィスは法人登記できる?

法人登記に対応したシェアオフィスなら、その住所を会社の所在地として利用できます。
登記先に加えて仕事場所も確保できるので、自宅以外に事業の拠点を持ちたい方に向いています。
住所利用を中心とするバーチャルオフィスと違い、日常的に快適に仕事ができる実際のオフィスが手に入るのが特徴です。
ただし、「法人契約できること」と「法人登記できること」は別です。 契約するプランで登記できるかを確認は必須です。
法人登記で失敗しないシェアオフィスの選び方
失敗しないシェアオフィスの選び方で、見るべきポイントは5つです。

▶︎実質の月額
「毎月いくら払うか」登記料を含めた総額で比べるのが大切です。
月額利用料のほかに、登記料、郵便ポスト代、郵便物の転送料などがかかる場合があります。
例えばBIZcomfort日本橋小網町では、毎日プランが月11,000円、登記が月3,300円、郵便ポストが月2,200円。3つを合わせると、月16,500円です。3
また、入会金や年会費、保証金も確認しましょう。毎月の支払いに加えて、契約時に用意する金額も分かると、予算を立てやすくなります。
▶︎登記する住所で選ぶ
登記する住所は、会社のホームページや名刺にも掲載する住所になります。
お客様に信頼していただける住所かどうか。
取引先を招くなら、駅からの分かりやすさや、案内しやすいビルかどうかも見ておきたいところです。
会社をどこに構えたいか、どんな場所でお客様を迎えたいか。 日々の通いやすさも含めて選びましょう。
▶︎共有席・固定席・個室から選ぶ
席の選び方で、働き方も変わります。
| 席の種類 | 向いている使い方 |
|---|---|
| 共有部の席 | 荷物が少ない。集中できる仕事環境だけ欲しい。自分の専用の机はいらない。 |
| 固定席 | 毎回同じ席を使いたい。自分専用の机がほしい。 |
| 個室 | 社員と一緒に働きたい。周囲を気にせず話せる場所がほしい。 |
一人でパソコン作業をすることが多いなら共有席、書類や機材を置いておきたいなら固定席や個室が候補になります。
電話やオンライン会議が多い方は、通話できる席や個室ブースの有無も確認しておきましょう。
▶︎郵便物の受け取りと来客対応を確認する
登記先に届いた郵便物を、誰が受け取り、どうやって自分の手元に届けるかを確認しましょう。
専用ポストで自分で受け取る方式と、スタッフが受け取る方式では、使い勝手が違います。
書留や宅配便の扱いも施設によって異なります。
また、取引先を招く場合は、受付の対応時間やゲストが使えるスペースも確認しておくと安心です。
▶︎最低契約期間と解約条件を確認する
「1年は絶対に頑張る!」と無理して高額なプランを契約し、後々支払いに困った。けど違約金があって解約もできない。
このような事態にならないよう、
「最低契約期間」「解約条件」も確認して、無理しすぎない場所を選ぶのも失敗しないシェアオフィス選びで大切です。
11社を比較
登記できるシェアオフィス11社を比較してみました!
格安だけど、週1日しか使えないプランなどもありましたので
より、ちゃんと比較できるように、条件を統一しました。「1名が週5日利用した場合」という条件で比べてあります。
11社の比較表
| シェアオフィス | 月額利用料 | 拠点数 | 利用可能時間 | 詳細・特徴 |
|---|---|---|---|---|
| BIZcomfort | 14,300円 | 約200拠点 | 24時間 | 日本橋小網町・毎日プラン11,000円+登記3,300円。郵便ポストも付ける場合は月16,500円。 |
| THE HUB | 12,100円 | 直営80拠点以上 | 7:00〜21:00 | 日本橋兜町・1拠点プラン8,800円+登記3,300円。ラウンジは予約制。年会費・郵便転送料は別。 |
| WORK STYLING | 44,000円〜 | 約600拠点 | 平日8:00〜21:00など (拠点による) | BASEの都内料金。登記と契約拠点のオープンスペース利用込み。専用個室を持てるFLEXも用意。 |
| ビジネスエアポート | 71,500円〜 | 20拠点 | 平日7:00〜22:00など(拠点による) | アドレス会員。登記と全拠点の共用ラウンジ利用込み。ゲスト招待も可能。 |
| アントレサロン | 10,455円 | 19拠点・24施設 | 平日9:00〜21:00など(拠点による) | フリーデスクプラン。登記・住所利用・郵便受取込み。全拠点を利用でき、初期費用・年会費は不要。 |
| ナレッジソサエティ | 32,780円 | 1拠点(九段下) | 8:00〜22:00 | シェアオフィスメンバー。登記・住所利用・週1回の郵便転送サービス込み。転送の送料は別。 |
| サーブコープ | 20,900円〜 | 32拠点 | 平日8:30〜17:30 | 日本橋大栄ビル・ホットデスクの料金例。登記用の住所利用料は別途必要。 秘書・IT支援にも対応。 |
| エキスパートオフィス | 33,000円 | 14拠点 | 平日9:00〜17:30 | 麹町・ライトパッケージ22,000円+登記・住所利用・郵便転送11,000円。受付対応あり。 |
| クロスオフィス | 33,000円〜 | 5拠点 | 契約拠点は24時間 | コワーキングプラン。登記料は別途必要。 登記料と合計金額は契約前に確認。 |
| fabbit | 34,100円 | 18拠点 | 24時間 | 銀座・フリーアクセス22,000円+登記11,000円+郵便受取1,100円。登記時に必要な郵便サービス込み。 |
| 天翔オフィス | 29,700円〜 | 36拠点(東京31・大阪5 | 24時間 | 日本橋・1人用ブースの料金例。賃料・共益費・法人登記込み。完全個室も用意。 |
※拠点数は国内のブランド全体の数です。掲載料金で全拠点を利用できるとは限りません。提携拠点を含む場合は表内に明記。公式一覧から数えたものも含み、開業予定の拠点は除いています。利用時間は掲載プランに対応し、休館日・点検日などを除きます。
※金額は税込。確認時期は2026年10月です。サーブコープ・クロスオフィスの表示金額には登記料を含みません。その他の9社は、掲載プランの登記住所利用料を含む金額です。アントレサロンの税込額は同社公式案内の表示に基づきます。
※入会金・年会費・保証金、有料の会議室や郵便サービスなどが別途かかる場合があります。
11社を比較して、おすすめ3社を選んだ理由
今回は「費用・利用時間・拠点の使いやすさ・環境・受付や会議室などの設備」の5点から順位を決めました。
総合で評価して残ったのが、この3社です。
費用と24時間利用の便利さを備える「BIZcomfort」、複数の仕事場所を使い分けられる「THE HUB」、立地と上質な仕事・商談環境が魅力の「ワークスタイリング」の3社が残りました。
以下では、それぞれをおすすめする理由と、どんな会社に向いているかを紹介します。
比較して選んだおすすめのシェアオフィス3社
1位|BIZcomfort
BIZcomfortは、日々の仕事場所と登記先を、負担を抑えて確保したい方におすすめです。

例えば日本橋小網町なら、毎日プラン・登記・郵便ポストを合わせて月16,500円。契約拠点を24時間利用できるので、朝早くから働きたい日や、夜に作業したい日にも使えます。
共有席のほか、拠点によって専用席、半個室、個室も選べます。利用時間だけでなく、仕事の仕方に合わせて選択肢を持てる点も魅力です。
費用と、時間を選ばず働ける使いやすさを重視する方におすすめ
自宅では集中しにくいけれど、最初から個室オフィスを借りるほどではない。そんな方が、事業の拠点を持つ選択肢として検討しやすいサービスです。
コワーキングの登録事務手数料は5,500円。日本橋小網町の例なら、これに利用開始月・翌月の利用料などを用意します。
ただし、有人受付や宅配便の受け取りサービスは拠点によって異なります。来客対応をよく利用する方は、希望拠点の設備を見て選びましょう。
公式ホームページ:もっと自由に快適に【BIZcomfort】
2位|THE HUB
THE HUBは、登記先を持ちながら、予定に合わせて仕事場所を使い分けたい方におすすめです。

日本橋兜町の1拠点プランなら、登記を付けて月12,100円。さらに全拠点プランを選ぶと、月19,800円で、登記に加えてTHE HUBのラウンジを利用できます。
全拠点プランには、指定の提携施設を1日2時間まで利用できるサービスもあります。提携施設すべてが無制限に無料になるわけではないので、利用対象と時間を確認しましょう。
費用を抑えながら、複数の仕事場所を使いたい方におすすめ
普段は登記した拠点で仕事をして、外出日は訪問先の近くで作業する。そんな使い方をしたい方に向いています。
日本橋兜町の公式案内では、通常の年会費は22,000円。郵便転送も、月1回770円、週1回3,300円などの追加料金がかかります。
月額だけでなく、年会費と必要な郵便サービスまで足して比べるのが選ぶときのポイントです。利用できる席や時間も、希望拠点の案内で確認しましょう。
公式ホームページ:柔軟な働き方を【THE HUB】
3位|WORK STYLING
WORK STYLINGは、一等地に、設備の整った美しいオフィスを構えたい法人におすすめです。

三井不動産が運営し、東京ミッドタウン六本木や八重洲などにも拠点を展開。登記する住所だけでなく、お客様をご案内する場所の立地や設備にもこだわれます。
- BASE:契約拠点のオープンスペースを定額で利用するプラン。
- FLEX:自社専用の個室を持てるプラン。
登記できるプランは2つから選べます。
オフィスの質と、お客様を迎える環境を重視する方におすすめ
FLEXは1席あたり月93,500円〜(税込)。家具やインターネット、清掃、受付対応などが整い、内装や設備を一から用意する手間を抑えてオフィスを構えられます。料金は拠点や席によって異なります。
BASEでは、ゲスト3名まで無料で入館可能。会議室を予約すれば、その定員内で招待できます。普段の仕事から、お客様との打ち合わせまで、一つの拠点で対応できるのが魅力です。会議室の利用料は別途かかります。
登記先・仕事場所・商談環境をまとめて整えられるため、会社の拠点としての安さより設備や環境を大切にしたい法人に向いています。
公式ホームページ:三井不動産だから実現できる、快適なオフィス環境【ワークスタイリング】
シェアオフィス利用開始までの流れ

シェアオフィスを契約する流れは、おおむね次のとおりです。
- 疑問がある場合は、問い合わせる
- プランを決める
- 内覧して、設備や雰囲気を確認する
- 申し込む
- 必要書類を提出し、審査を受ける
- 契約手続き・料金の支払いを済ませる
- 利用を開始する
勇気が必要かもしれませんが、お問い合わせや内覧をしてみると、調べる手間が省けて賢い選択への近道です。
シェアオフィスの法人登記でよくある質問
Q. 会社を設立する前でも契約できる?
会社設立前の申込みに対応しているサービスもあります。
例えばエキスパートオフィスは、法人設立前は個人として申し込むよう案内しています。ワークスタイリングも、設立を検討している方はBASEの契約について相談できます。
申込時に、**「これから会社を設立し、この住所で登記したい」**と伝えましょう。設立後の契約名義の扱いや、提出書類も併せて確認できます。
Q.法人の銀行口座は開設できる?
A. シェアオフィスの住所でも、口座を開設できます。
例えばGMOあおぞらネット銀行は、バーチャルオフィス・レンタルオフィスを登記住所にしていても法人口座を開設できると案内しています。
ただし、口座開設には銀行の審査が必要です。オフィスを契約すれば必ず開設できるわけではありません。事業内容を確認できる資料など、申込先の銀行が求める書類を準備しましょう。
Q.契約後、いつから登記できる?
A. シェアオフィスによって異なります。
例えば、ビジネスエアポートは、契約開始日以降に登記やホームページ・名刺への住所掲載が可能と案内しています。
まとめ
東京で法人登記できるシェアオフィスを選ぶなら、登記料や郵便サービスを含めた費用と、実際の使い方を合わせて比べるのがおすすめです。
- BIZcomfort:費用を抑えながら、時間を選ばず働く拠点がほしい方に。
- THE HUB:登記先を持ち、複数の仕事場所を使い分けたい方に。
- ワークスタイリング:登記先の立地や、取引先を迎える環境にこだわりたい法人に。
まずは希望する住所と毎月の予算を決め、気になる拠点を見学してみましょう。一文は一見にしかずです。自分が働く場面と、お客様を迎える場面の両方を思い浮かべると、選びやすくなります。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
三井不動産だから実現できる、快適なオフィス環境【ワークスタイリング】
